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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科7巻13号

1953年12月発行

文献概要

綜説

なぜ盲斑中心暗點ができるか?

著者: 桑島治三郞1

所属機関: 1東北大學分院眼科

ページ範囲:P.1009 - P.1014

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 盲斑中心暗點cecocential scotomaは,わが國では特に石津氏暗點などとよばれ,或る種の球後視束炎の診斷に特殊の價値をもつものの如くに考えられてきたが1)−4),むしろ,このような獨斷的な考え方のなかにこそ,實はわが國の球後視束炎の問題を,收拾しがたい混亂におとし入れた最大の要素が秘められている。
 然し,實際にこの形の暗點がしばしば多くの病氣や病的状態のときに證明される事實は,否定し得ない處である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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