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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科7巻13号

1953年12月発行

臨床實驗

副鼻腔手術後に見られる一過性軸性視束炎に就て

著者: 長谷川文吾1

所属機関: 1山口醫科大學眼科

ページ範囲:P.1032 - P.1035

文献概要

 副鼻腔疾患が眼症を惹起することは,その隣接關係から當然の事であつて,殊に,所謂鼻性視束炎は輕度の副鼻腔炎に際しても發來し,副鼻腔開放術と共に輕快する場合のあるのは,衆知の事實である。一方,副鼻腔手術後,眼障碍を惹起する場合も考えられる。私は,最近一ヶ年間に副鼻腔手術後,一過性に軸性視束炎を發來する場合の多いことを知り,又暗點の種々相についても検したのでこゝに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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