文献詳細
臨床實驗
文献概要
フリクテンの成因については今日迄種々論議されて居り,それに伴つて治療についても多くの報告がある。戰後吾國に於ても各種の新抗生物質の使用が廣く行われる様になり,之等新抗生物質をフリクテン患者の眼局所に使用して效果があつたと言う報告も多數なされて居る。
しかしながら之等各物質の效果を比較した報告は極めて少いので,私は今回フリクテン(以下フと略す)患者の検索中にペニシリン,ストレプトマイシン,オーレオマイシン,テラマイシン(以下それぞれペ,ス,オ,テと略す)等の局所使用效果を比較し,興味ある成績を得たので報告する。
しかしながら之等各物質の效果を比較した報告は極めて少いので,私は今回フリクテン(以下フと略す)患者の検索中にペニシリン,ストレプトマイシン,オーレオマイシン,テラマイシン(以下それぞれペ,ス,オ,テと略す)等の局所使用效果を比較し,興味ある成績を得たので報告する。
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