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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科7巻4号

1953年04月発行

文献概要

臨床實驗

先天襞状網膜剥離の2例—附.我國に於ける本疾患の總括的觀察

著者: 林生1

所属機関: 1倉敷中央病院眼科

ページ範囲:P.317 - P.319

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 先天襞状網膜剥離は,1935年にWeve (Ablatioretinae falciformis congenita)とMann (Con-genital retinal fold)とによつて名付けられた1種の先天異常の疾患名で,Weveは更に,この典型的の所見を呈する襞状剥離Ablatio falcifor-misの外に,特に病變の高度なものを僞膠腫状剥離Ablatio pseudogliomatosa,又反對に痕跡的に輕度なものを透明剥離Ablatio pellucidaと呼んで之を分類した。
 我國で既に1893年に河本一井上により硝子體生來結締織遺殘として記載されているのは,同一の先天異常であるが,Weveの發表以後に於て詳細な報告が急に増加している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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