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眼科人名辞典L—N
著者: 山賀野
所属機関:
ページ範囲:P.31 - P.38
文献購入ページに移動Piére-Félix Lagrange (1857-1928)
初め外科を學びAgrégé de chirurgie (外科助教授)として,佛印東京(トンキン)え派遣され,2年間駐在した。ボルドーに歸り,改めて眼科に志しVale-de-Grâce, Hôpital des Enfants等で眼科を研究し,1910年ボルドー大學眼科教授となつて死に及んだ。
1906年慢性緑内障に對して,鞏膜虹彩切除(SclerectoIridectomie)により,濾過性瘢痕を作る方法を發表し,その後も本手術に工夫をこらし,わが國では庄司義治教授これを推賞した。
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