icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科7巻5号

1953年05月発行

文献概要

綜説

眼房水の生成並に流出機轉に就て(2)—眼房水の流出に就て

著者: 赤木五郞1

所属機関: 1岡山大學

ページ範囲:P.347 - P.352

文献購入ページに移動
 私は先の論文に於て眼房水が如何なる部位より生成せられるか,或は又如何なる機轉に依つて生成されるか,即眼房水の起源並に生成機轉に就て従來の主なる學説の大要を紹介すると共に,我が教室に於て本問題に關して得た研究成績を基礎として若干の批判を試み現在私達が抱いて居る見解を披瀝報告したのである。今回は一旦眼内に生成せられたる眼房水が如何なる場所より,或は如何なる機轉に依つて眼外に流出するものであるかに就いて従來の主なる學説を紹介すると共に本問題に關して我が教室で得たる若干の研究成績を記述し併せて現在私達が抱いて居る見解を發表し大方の御批判を仰ぎ度いと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?