文献詳細
文献概要
臨床實驗
ツベルクリン皮内反應陰性のフリクテン患者に對する結核皮内反應追試(第1報)—200倍ツ液皮内反應追試
著者: 小原博享1
所属機関: 1名古屋鐵道病院
ページ範囲:P.366 - P.370
文献購入ページに移動最近,生井助教授及び其の門下の藤井,檜山氏等に依てフの掻把塗抹標本を起生膿染色する事により假性フか真性フか判別出來ると云う。且,著しいカタル症歌を伴う事なく輪部に假性フが發生し,それが真性フと誤認される事もあると云う。私の實驗當時は此の方法がなく,臨床上カタル症状を伴わない真性フと思われたものに就てツ反應の運命を追求した。
掲載誌情報