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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科7巻6号

1953年06月発行

文献概要

臨床實驗

各種抗生物質のKoch-Weeks菌並にMorax-Axenfeld菌に對する作用に就て(第2報)—Sensitivity Tabletsによる感受性の測定

著者: 寒河江一雄1

所属機関: 1新潟大學眼科教室

ページ範囲:P.254 - P.258

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 Penicillin(P),Streptomycin(SM),Aureo-mycin(AM),Chloramphenicol(CM),Terra-mycin(TM)等の諸種抗生物質は現今眼科に於ては日常廣く應用せられその效果に就ては盛んに論ぜられるところであるが,眼科領域に於ける病原菌に對する感受性に就ての研究は比較的少なく就中Koch-Weeks菌(K.W菌)及びMorax-Axenfeld菌(M-A菌)に就ては吾人は殆んど知るところがなかつたので,余は先に濾紙法を用いた血液寒天平板稀釋法により上記諸種抗生物質の是等細菌に對する感受性に就き實驗し,その成績はJ.of Antibiotics誌上(1952)に發表したが今回田邊製藥の好意によりデンマークのRoskilde會社の藥品である各種抗生物に對する病原菌の感受性を簡單迅速に知る爲に作られたSensitivityTabletsを入手し實驗することが出來たので,ここにその成績を記載したいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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