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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科7巻9号

1953年09月発行

文献概要

臨床實驗

學校トラコーマの集團治療効果(第7報)—手術併用法によるテラマイシン及びオーレオマイシン(軟膏)の濃度別効果比較

著者: 今泉龜撤1 服部而立1

所属機関: 1岩手醫科大學眼科學教室

ページ範囲:P.513 - P.517

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 テラマイシン及びオーレオマイシンのトラコーマに卓効あることは既に周知の事實で,其の効果に就ての報告は枚擧に遑ない程である。然るに之等の藥劑の濃度別効果の優劣に關しては未だ一致していない點があり,この濃度の決定は,吾々の行つている集團治療の如き劃一的な治療方法の場合には特に必須條件である。今回はこの點に關して,既に臨眼紙上第1報並に第2報で發表した樣に,現在最も効果的な集團治療怯,即ち結膜擦過術に加うるにテラマイシン又はオーレオマイシン軟膏の術後療法の場合に就て報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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