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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科70巻11号

2016年10月発行

文献概要

増刊号 眼感染症の傾向と対策—完全マニュアル Ⅲ.疾患別:診断・治療の進め方と処方例 2.涙器・眼窩疾患

涙囊炎

著者: 宮崎千歌1

所属機関: 1兵庫県立尼崎総合医療センター眼科

ページ範囲:P.135 - P.140

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POINT

■鼻涙管閉塞,涙囊炎に対する最も効果的な治療は手術である。

■抗菌薬の使用は急性期のみとする。

■漫然と保存的治療を継続せず,手術治療に移行する。

参考文献

1)Fujimoto M, Ogino K, Matsuyama H et al:Success rates of dacryoendoscopy-guided probing for recalcitrant congenital nasolacrimal duct obstruction:Jpn J Ophthalmol. 2016 Apr 27.[Epub ahead of print]
2)松山浩子・宮崎千歌:先天鼻涙管閉塞の検出菌とその薬剤感受性.あたらしい眼科30:1745-1749,2013
3)井上幸次・大橋裕一・秦野 寛・他:前眼部・外眼部感染症における起炎菌判定—日本眼感染症学会による眼感染症起炎菌・薬剤感受性多施設調査(第1報).日眼会誌115:801-813,2011
4)秦野 寛・井上幸次・大橋裕一・他:前眼部・外眼部感染症における起炎菌判定—日本眼感染症学会による眼感染症起炎菌・薬剤感受性多施設調査(第2報).日眼会誌115:814-824,2011
5)Young JD MacEwen CJ:Managing congenital lacrimal obstruction in general practice. BMJ 315:293-296, 1997
6)Madge SN, Chan W, Malhotra R et al:Endoscopic dacryocystorhinostomy in acute dacryocystitis:a multicenter case series. Orbit 30:1-6, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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