文献詳細
増刊号 眼感染症の傾向と対策—完全マニュアル
Ⅲ.疾患別:診断・治療の進め方と処方例 4.角膜疾患
文献概要
POINT
■黄色ブドウ球菌は,グラム陽性球菌で結膜囊常在菌である。
■外傷,コンタクトレンズ装用,免疫力低下などがきっかけで角膜炎を発症する。
■抗菌薬の治療によく反応するが,著しく免疫力が低下している場合あるいはMRSAの場合は難治となる。
■黄色ブドウ球菌は,グラム陽性球菌で結膜囊常在菌である。
■外傷,コンタクトレンズ装用,免疫力低下などがきっかけで角膜炎を発症する。
■抗菌薬の治療によく反応するが,著しく免疫力が低下している場合あるいはMRSAの場合は難治となる。
参考文献
1)外園千恵:細菌感染症MRSA,MRSE感染症.医学と薬学71:2239-2241,2014
2)戸所大輔・鈴木 崇:細菌性角膜炎.島崎 潤(編):角結膜疾患の治療戦略.221-229,医学書院,東京,2016
3)門田 遊:角膜潰瘍/角膜真菌症.井上幸次・山本哲也・大路正人・他(編):一目でわかる眼疾患の見分け方 上巻 角結膜疾患,緑内障.97,メジカルビュー社,東京,2016
4)畑﨑泰定:前眼部スリットランプ撮影法.丸尾敏夫・本田孔士・臼井正彦(編):眼科検査ガイド.415-416,文光堂,東京,2004
5)感染性角膜炎全国サーベイランス・スタディグループ:感染性角膜炎全国サーベイランス—分離菌・患者背景・治療の現状.日眼会誌110:961-972,2006
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