icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科70巻11号

2016年10月発行

文献概要

増刊号 眼感染症の傾向と対策—完全マニュアル Ⅲ.疾患別:診断・治療の進め方と処方例 4.角膜疾患

黄色ブドウ球菌角膜炎

著者: 門田遊1

所属機関: 1久留米大学医学部眼科学講座

ページ範囲:P.212 - P.216

文献購入ページに移動
POINT

■黄色ブドウ球菌は,グラム陽性球菌で結膜囊常在菌である。

■外傷,コンタクトレンズ装用,免疫力低下などがきっかけで角膜炎を発症する。

■抗菌薬の治療によく反応するが,著しく免疫力が低下している場合あるいはMRSAの場合は難治となる。

参考文献

1)外園千恵:細菌感染症MRSA,MRSE感染症.医学と薬学71:2239-2241,2014
2)戸所大輔・鈴木 崇:細菌性角膜炎.島崎 潤(編):角結膜疾患の治療戦略.221-229,医学書院,東京,2016
3)門田 遊:角膜潰瘍/角膜真菌症.井上幸次・山本哲也・大路正人・他(編):一目でわかる眼疾患の見分け方 上巻 角結膜疾患,緑内障.97,メジカルビュー社,東京,2016
4)畑﨑泰定:前眼部スリットランプ撮影法.丸尾敏夫・本田孔士・臼井正彦(編):眼科検査ガイド.415-416,文光堂,東京,2004
5)感染性角膜炎全国サーベイランス・スタディグループ:感染性角膜炎全国サーベイランス—分離菌・患者背景・治療の現状.日眼会誌110:961-972,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら