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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科70巻12号

2016年11月発行

特集 美しさを追求する眼形成—眼瞼手術の基本手技+仕上がりを高めるコツ

上眼瞼皮膚弛緩症に対する眉毛下皮膚切除術

著者: 板倉秀記1

所属機関: 1広島大学大学院医歯薬学総合研究科視覚病態学

ページ範囲:P.1714 - P.1717

文献概要

はじめに

 上眼瞼皮膚弛緩症は加齢変化であり,退行性眼瞼下垂患者には程度の差はあるものの,本症の合併例が多い。したがって,皮膚弛緩,眼瞼下垂のどちらの手術適応であるのか,または両方適応であるかの正しい判断が必要である。本症に対する手術方法は重瞼線切開法と眉毛下切開法の2つに大別されるが,重瞼線切開法はしばしば眼瞼下垂手術にプラスアルファとして併施されることもあるため,本稿では主に眉毛下切開法について述べる。

参考文献

1)今川幸宏:切開,止血,縫合の基本.嘉鳥信忠・渡辺彰英(責任編集):専門医のための眼科診療クオリファイ29 眼形成手術.56-64,中山書店,東京,2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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