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今月の表紙
網膜細動脈瘤破裂
著者: 反保宏信1 中澤満2
所属機関: 1自治医科大学 2弘前大学
ページ範囲:P.260 - P.260
文献購入ページに移動初診時の視力は(0.08),黄斑部の硝子体膜下および内境界膜下にニボーを形成する網膜前出血を広範囲に認めた。本人の希望により,YAGレーザーなどによる治療は行わず経過観察のみで自然吸収を待った。その後,出血は徐々に吸収され,発症後3か月で視力(1.0)に回復した。発症後6か月には出血が完全に吸収されたため,造影検査を行い,網膜細動脈瘤が認められたため,光凝固を行った。
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