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べらどんな PSS
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ページ範囲:P.1095 - P.1095
文献購入ページに移動 ポスナー・シュロスマン症候群(PSS)という変わった疾患がある。眼圧上昇を伴う虹彩炎の発作が年に数回かある。眼圧が60 mmHg以上になることがあるが,眼痛はなく,大多数が片眼性なので,本人にはほとんど病識がない。
ニューヨークのPosner先生とSchlossman先生が連名で1948年に報告した。日本でも昭和40年ごろにはかなり多数の症例があったように記憶している。虹彩炎と高眼圧の発作はステロイドの点眼をしてもしなくても数日で寛解するので,「予後の良い」疾患であると考えられていた。
ニューヨークのPosner先生とSchlossman先生が連名で1948年に報告した。日本でも昭和40年ごろにはかなり多数の症例があったように記憶している。虹彩炎と高眼圧の発作はステロイドの点眼をしてもしなくても数日で寛解するので,「予後の良い」疾患であると考えられていた。
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