臨床眼科71巻1号

2017年01月発行

連載 今月の話題

眼科国際医療協力：私の経験から

著者： 内藤毅¹²

所属機関： ¹徳島大学国際センター国際協力部門 ²徳島大学大学院医歯薬学研究部眼科学分野

ページ範囲：P.5 - P.10

　近年，グローバル化に伴い国際医療協力に関心が寄せられている。特に若い世代の方々が積極的に国際医療協力への参加を希望している。本稿では，私が徳島大学に勤務しながら行ってきた国際医療協力の経験をもとに，国際医療協力への取り組みに関して述べる。

参考文献

1）平塚義宗・小野浩一・金井　淳：世界の失明はどうなっているのか．日眼会誌105：369-373，2001

2）黒住　格：ネパールへの眼科協力—その成果と反省．臨眼53：521-526，1999

3）Henning A, Kumar J, Yorston D et al：Sutureless cataract surgery with nucleus extraction：outcome of a prospective study in Nepal. Br J Ophthalmol 87：266-270, 2003

4）Sapkota YD, Sunuwar M, Naito T et al：The prevalence of blindness and cataract surgery in Rautahat district, Nepal. Ophthalmic Epidemiol 17：82-89, 2010