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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科71巻11号

2017年10月発行

文献概要

増刊号 眼科基本検査パーフェクトガイド—理論と実技のすべてがわかる Ⅰ 眼科検査の理論と実技

屈折検査

著者: 宇田川さち子1 杉山能子1 中田梢1

所属機関: 1金沢大学附属病院眼科

ページ範囲:P.21 - P.33

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理論編

検査の目的および種類

屈折検査の目的

 屈折検査には自覚的屈折検査(視力検査)と他覚的屈折検査がある。本稿では,他覚的屈折検査について述べる。他覚的屈折検査は,眼科臨床における最も基本的な検査である。他覚的屈折検査の目的はさまざまである。例えば,自覚的屈折検査や視力検査を行う際に参考値を得るための検査,乳幼児における調節麻痺下での値を得るための屈折検査,内眼手術前後の屈折値変化を把握するための検査,三歳児健診における弱視の早期発見のためのスクリーニングなどが挙げられる。

参考文献

1)Howland HC et al:J Opt Soc Am 64:240-249, 1974
2)Kaakinen K:Acta Ophthalmol 57:161-171, 1979
3)Donahue SP et al:J AAPOS 17:4-8, 2013
4)Peterseim MM et al:J AAPOS 18:539-542, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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