文献詳細
増刊号 眼科基本検査パーフェクトガイド—理論と実技のすべてがわかる
Ⅰ 眼科検査の理論と実技
文献概要
理論編
涙液検査の目的
涙液は,眼表面の構成要素であり,瞼裂部を覆う涙液層とメニスカスに貯留する涙液に分けることができる。眼科一般診療において,涙液検査といえば,涙液の量あるいは質を調べる検査を指し,涙液の質の検査としては,涙液層の安定性の検査が最も重要である。
涙液検査は,ドライアイをはじめとする眼表面疾患や流涙症の診断あるいはそれらの病態把握や治療の選択に不可欠であり,流涙症においては涙液量の検査が,ドライアイにおいては角膜上の涙液層の安定性の検査が最も重要な検査となる。
涙液検査の目的
涙液は,眼表面の構成要素であり,瞼裂部を覆う涙液層とメニスカスに貯留する涙液に分けることができる。眼科一般診療において,涙液検査といえば,涙液の量あるいは質を調べる検査を指し,涙液の質の検査としては,涙液層の安定性の検査が最も重要である。
涙液検査は,ドライアイをはじめとする眼表面疾患や流涙症の診断あるいはそれらの病態把握や治療の選択に不可欠であり,流涙症においては涙液量の検査が,ドライアイにおいては角膜上の涙液層の安定性の検査が最も重要な検査となる。
参考文献
1)島崎 潤・他:あたらしい眼科34:309-313,2017
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3)横井則彦:日本の眼科83:1318-1322,2012
4)横井則彦:あたらしい眼科32:9-16,2015
5)横井則彦:あたらしい眼科34:315-322,2017
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10)Yokoi N et al:Arch Ophthalmol 122:1265-1269, 2004
1)小室 青:あたらしい眼科32:3-8,2015
2)島崎 潤・他:あたらしい眼科34:309-313,2017
3)横井則彦:あたらしい眼科34:315-322,2017
4)秋山玲奈・他:ドライアイ.前田直之・他(編):前眼部画像診断A to Z OCT・角膜形状・派面収差の読み方.42-44,メジカルビュー社,東京,2016
5)横井則彦:DR-1α.前田直之・他(編):前眼部画像診断A to Z OCT・角膜形状・派面収差の読み方.382-387,メジカルビュー社,東京,2016
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