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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科71巻11号

2017年10月発行

文献概要

増刊号 眼科基本検査パーフェクトガイド—理論と実技のすべてがわかる Ⅰ 眼科検査の理論と実技

網脈絡膜・強膜OCT

著者: 大音壮太郎1 宮澤隆史2 山田達矢2

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科眼科学 2京都大学医学部附属病院眼科

ページ範囲:P.141 - P.173

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理論編

OCT検査の目的・対象

 光干渉断層計(optical coherence tomography:OCT)は,非侵襲的に眼底の断層像をイメージングする機器である。近年OCTが実臨床の場に広く普及し,今やOCTなしで高い診療レベルを維持するのは困難となった。

 従来のOCTでは網膜の構造を定性的・定量的に評価することが目的であったが,ハードウェア・ソフトウェアの進歩により,硝子体・脈絡膜・強膜・網膜血管まで描出可能となり,最新のOCTでは眼底のさまざまな組織構造を評価することができる1)

参考文献

1)大音壮太郎:あたらしい眼科31:1763-1770,2014
2)Sander B et al:Br J Ophthalmol 89:207-212, 2005
3)岩崎雅行・他:臨眼40:1248-1249,1986
4)Spaide RF et al:Retina 31:1609-1619, 2011
5)Sadda SR et al:Invest Ophthalmol Vis Sci 48:839-848, 2007
6)Ooto S et al:Invest Ophthalmol Vis Sci 51:465-473, 2010
7)Ooto S et al:Invest Ophthalmol Vis Sci 52:8769-8779, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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