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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科71巻11号

2017年10月発行

増刊号 眼科基本検査パーフェクトガイド—理論と実技のすべてがわかる

Ⅱ 検査の診断・治療への活用法

斜視・弱視の診断・治療に関する検査

著者: 尾内宏美1

所属機関: 1東海大学医学部医学科専門診療学系眼科学

ページ範囲:P.320 - P.326

文献概要

 斜視・弱視診療で行われる検査には,斜視に関しては,まず診断目的の検査,次に治療を行う際の機能評価,定量評価目的の検査がある。また弱視の検査には,視力低下の原因が器質疾患によるものか弱視によるものかの鑑別診断,弱視の分類,程度の判定(治療できる弱視なのか,できない弱視なのかの予後の推定)を目的とする検査がある。本稿では斜視・弱視の診断・治療に関する各種検査を診察の流れに沿って解説する。

参考文献

1)丸尾敏夫・他:斜視と眼球運動異常.10-38,文光堂,東京,2002
2)東 範行(編):小児眼科学.134-148,三輪書店,東京,2015
3)丸尾敏夫・他(編):視能学.339-371,文光堂,東京,2008
4)仁科幸子(編):専門医のための眼科診療クオリファイ⑨ 子供の眼と疾患.67-71,中山書店,東京,2012
5)Aoki Y et al:Am J Ophthalmol 136:482-489, 2003
6)von Noorden GK:アトラス斜視.64-109,メディカル葵出版,東京,2003
7)後関利明:日本の眼科87:1330-1335,2016
8)仁科幸子(編):専門医のための眼科診療クオリファイ⑨ 子供の眼と疾患.56-61,中山書店,東京,2012
9)東 範行(編):小児眼科学.107-121,三輪書店,東京,2015
10)東 範行(編):小児眼科学.431-434,三輪書店,東京,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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