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Book Review
《眼科臨床エキスパート》知っておきたい眼腫瘍診療
著者: 清澤源弘1
所属機関: 1清澤眼科医院
ページ範囲:P.1760 - P.1761
文献購入ページに移動 序文には,「眼腫瘍は数も少なくまた治療に当たっては専門的な知識が必要であるがゆえに,大学でさえも眼腫瘍を扱わない施設が増えている。しかし,第一線の眼科医はこの病変は腫瘍なのではないか? と考えて,それを適切な施設に送ることが必要である。そのためには,眼腫瘍に対する広範な知識を必要とする。だからこそ,毎日眼腫瘍を扱うわけではない一般眼科医にも眼腫瘍の知識を持っていてほしい」という内容のことが書かれています。
私の場合,大学に勤務していた頃までは眼腫瘍もそれなりに最終的な主治医として診ていましたが,開業してからは,その疾患が眼腫瘍であると思えば,専門の施設に紹介するようにしています。それでも,神経眼科学を専門にしていますから,年に3,4例は眼瞼の悪性腫瘍や眼窩腫瘍が紛れ込んできます。編者の東京医科大学教授の後藤浩先生には,そんな患者さんの治療をお願いしたりもします。
私の場合,大学に勤務していた頃までは眼腫瘍もそれなりに最終的な主治医として診ていましたが,開業してからは,その疾患が眼腫瘍であると思えば,専門の施設に紹介するようにしています。それでも,神経眼科学を専門にしていますから,年に3,4例は眼瞼の悪性腫瘍や眼窩腫瘍が紛れ込んできます。編者の東京医科大学教授の後藤浩先生には,そんな患者さんの治療をお願いしたりもします。
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