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連載 熱血討論!緑内障道場—診断・治療の一手ご指南・第17回
どっちがどっち? 術式の選択
著者: 丸山勝彦1 森和彦2 井上昌幸3
所属機関: 1東京医科大学臨床医学系眼科学分野 2京都府立医科大学眼科学教室 3徳島大学眼科学教室
ページ範囲:P.840 - P.846
文献購入ページに移動【患者】65歳,男性
【主訴】両眼霧視
【現病歴】9年前に原発開放隅角緑内障(primary open-angle glaucoma:POAG)と診断された。無治療眼圧は20〜24mmHg,最大耐用量の点眼治療で16〜18mmHgであったが,経過中右眼に裂孔原性網膜剝離を生じ,1年前に硝子体手術と水晶体再建術の同時手術を受けている。数か月前より右の眼圧が28〜34mmHgと上昇,左眼は白内障が増強してきたため紹介され受診した。
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