文献詳細
連載 眼炎症外来の事件簿・Case2
文献概要
患者:67歳,男性
主訴:両視力低下
既往歴・家族歴:前立腺癌(1年前に放射線治療済み)
現病歴:3週間前歯科治療中,歯茎の化膿および鼻汁が出現したため抗菌薬を内服したところ,症状は軽快した。1週間前に頭痛と38℃の発熱があり,同抗菌薬を内服し解熱は得られたが,3日前から頭重感,視野の一部のぼやけ,光視症を自覚し,救急病院で頭部CT検査を受けたが異常はなかった。眼科を受診したところ,視力低下〔右(0.2),左(0.15)〕および眼内炎症を認めたため,前医受診3日後に当院眼炎症クリニックを紹介され受診となった。
主訴:両視力低下
既往歴・家族歴:前立腺癌(1年前に放射線治療済み)
現病歴:3週間前歯科治療中,歯茎の化膿および鼻汁が出現したため抗菌薬を内服したところ,症状は軽快した。1週間前に頭痛と38℃の発熱があり,同抗菌薬を内服し解熱は得られたが,3日前から頭重感,視野の一部のぼやけ,光視症を自覚し,救急病院で頭部CT検査を受けたが異常はなかった。眼科を受診したところ,視力低下〔右(0.2),左(0.15)〕および眼内炎症を認めたため,前医受診3日後に当院眼炎症クリニックを紹介され受診となった。
掲載誌情報