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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科72巻13号

2018年12月発行

連載 症例から学ぶ 白内障手術の実践レクチャー・術中編11

瞳孔形成術

著者: 谷口重雄1

所属機関: 1小沢眼科内科病院

ページ範囲:P.1693 - P.1700

文献概要

Q 症例は60歳の女性で,9年前に緑内障発作を起こし,近医で治療を受けています。今回,視力低下と羞明を訴え受診しました。散瞳と白内障を認め(図1),矯正視力は0.1です。白内障手術を予定していますが,散瞳に対する瞳孔形成術はどのように対処したらよいでしょうか?

参考文献

1)田淵昭雄・山本 節:小児に対する虹彩つきソフトレンズの装用経験.日コレ誌20:67-70,1978
2)Sundmacher R, Reinhard T, Althaus C:Black-diaphragm intraocular lens for correction of aniridia. Ophthalmic Surg 25:180-185, 1994
3)McCannel MA:A retrievable suture idea for anterior uveal problems. Ophthalmic Surg 7:98-103, 1976
4)Siepser SB:The closed chamber slipping suture technique for iris repair. Ann Ophthalmol 26:71-72, 1994
5)薄井隆宏・谷口重雄・杉山奈津子・他:眼内虹彩縫合による瞳孔形成のための1.5mm弱彎針と持針器の試作.IOL & RS 25:406-409,2011
6)谷口重雄:眼内虹彩縫合による瞳孔形成術.谷口重雄:白内障手術パーフェクトマスター.135-142,中山書店,東京,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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