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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科72巻5号

2018年05月発行

文献概要

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べらどんな 生薬

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.708 - P.708

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 コカインが点眼麻酔薬として使えるようになってから,眼科の手術はずっと安全になり,患者も楽になった。その歴史はかなり新しく,英語にcocaineの単語が登場したのは1874年,すなわち明治7年のことであった。

 南米のペルーなどでは,インカの人々がコカの葉を噛む習慣があった。これから精製されたのがコカインである。習慣性があるので,これに代わる薬として,プロカインが1918年に発明された。化学構造はコカインとまったく違うが,「コカインの代用品」がその意味である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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