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海外留学 不安とFUN・第33回
デンマーク・オーフス大学での留学生活・3
著者: 鈴木佳代12
所属機関: 1オーフス大学 2北海道大学大学院医学研究院眼科学教室
ページ範囲:P.1218 - P.1219
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留学中には色々と貴重な体験をさせていただきました。その1つが,Scandinavian Center for Orofacial Neuroscience(通称:SCON)meetingに参加したことです。スウェーデンのマルメ大学とカロリンスカ研究所,そして私の所属していたデンマークのオーフス大学の共同で開催されるこの研究会では,本当に色々と勉強になりました。
日本の研究会と違った点は,討論の時間がとても長いことでした。日本のように1人の研究者が自分の研究のプレゼンをした後の討論の他に,小人数に分かれての「今後の研究課題」などといったテーマのみが決まった討論の時間がありました。あまりに慣れない形式と,自分の拙い英語力のせいで,なかなか会話に積極的に参加できず,苦労しました。そんななか,休憩中にインドから来ていた留学生に「相手が話すのを待つとダメ。一番先に発言をして,自分がわかっている分野の話に持ち込む」とのアドバイスをもらいました。その後からは,少しですが討論に混じって話すことができました。
留学中には色々と貴重な体験をさせていただきました。その1つが,Scandinavian Center for Orofacial Neuroscience(通称:SCON)meetingに参加したことです。スウェーデンのマルメ大学とカロリンスカ研究所,そして私の所属していたデンマークのオーフス大学の共同で開催されるこの研究会では,本当に色々と勉強になりました。
日本の研究会と違った点は,討論の時間がとても長いことでした。日本のように1人の研究者が自分の研究のプレゼンをした後の討論の他に,小人数に分かれての「今後の研究課題」などといったテーマのみが決まった討論の時間がありました。あまりに慣れない形式と,自分の拙い英語力のせいで,なかなか会話に積極的に参加できず,苦労しました。そんななか,休憩中にインドから来ていた留学生に「相手が話すのを待つとダメ。一番先に発言をして,自分がわかっている分野の話に持ち込む」とのアドバイスをもらいました。その後からは,少しですが討論に混じって話すことができました。
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