文献詳細
連載 眼炎症外来の事件簿・Case5
文献概要
患者:66歳,男性
主訴:右眼眼痛,前房内白色塊
既往歴・家族歴:特記事項なし
現病歴:右眼痛を主訴に前医を受診し,右強膜炎と診断された。ベタメタゾン点眼を開始したが症状は改善せず,当科に紹介され受診した。結節性強膜炎の診断で,入院のうえプレドニゾロン40mg/日から内服を開始したが,改善が得られなかったためデカドロン結膜下注射を施行した。デカドロン結膜下注射を複数回施行したところ,強膜炎の改善が得られたため退院となった。
退院後は,副腎皮質ステロイド内服を漸減し,症状・所見に応じてデカドロン結膜下注射を施行し,強膜炎のコントロールを図った。退院6か月後,眼痛・強膜充血の増悪を認めたため(図1),デカドロン結膜下注射を施行したが,症状の増悪を自覚し10日後に当科を再診した。
主訴:右眼眼痛,前房内白色塊
既往歴・家族歴:特記事項なし
現病歴:右眼痛を主訴に前医を受診し,右強膜炎と診断された。ベタメタゾン点眼を開始したが症状は改善せず,当科に紹介され受診した。結節性強膜炎の診断で,入院のうえプレドニゾロン40mg/日から内服を開始したが,改善が得られなかったためデカドロン結膜下注射を施行した。デカドロン結膜下注射を複数回施行したところ,強膜炎の改善が得られたため退院となった。
退院後は,副腎皮質ステロイド内服を漸減し,症状・所見に応じてデカドロン結膜下注射を施行し,強膜炎のコントロールを図った。退院6か月後,眼痛・強膜充血の増悪を認めたため(図1),デカドロン結膜下注射を施行したが,症状の増悪を自覚し10日後に当科を再診した。
掲載誌情報