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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科73巻11号

2019年10月発行

文献概要

増刊号 実戦 メディカル眼科治療アップデート メディカル眼科治療 各論 Ⅵ 網膜硝子体疾患

加齢黄斑変性—①Classic CNV

著者: 齋藤昌晃1

所属機関: 1弘前大学大学院医学研究科眼科学講座

ページ範囲:P.340 - P.347

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POINT

●Classic CNVはフルオレセイン蛍光眼底造影での所見である。

●そのため,滲出型加齢黄斑変性のすべての病型でみられる所見である。

●網膜色素上皮の上に新生血管が出てくる,いわゆるtype 2 CNVであることが多く,早急な抗VEGF薬を用いた治療が必要である。

参考文献

1)髙橋寛二・石橋達郎・小椋祐一郎・他:厚生労働省網脈絡膜・視神経委縮症調査研究班加齢黄斑変性診断基準作成ワーキンググループ:加齢黄斑変性の分類と診断基準.日眼会誌112:1076-1084,2008
2)Gass JD:Biomicroscopic and histopathologic considerations regarding the feasibility of surgical excision of subfoveal neovascular membranes. Am J Ophthalmol 118:285-298, 1994
3)Macular Photocoagulation Study Group:Argon laser photocoagulation for senile macula degeneration. Results of randomized clinical trial. Arch Ophthalmol 100:912-918, 1982
4)髙橋寛二・石橋達郎・小椋祐一郎・他:厚生労働省網脈絡膜・視神経委縮症調査研究班加齢黄斑変性診断基準作成ワーキンググループ:加齢黄斑変性の治療指針.日眼会誌116:1150-1155,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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