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海外留学 不安とFUN・第47回
—パリの空の下で働く・4—職場以外のパリでの出来事
著者: 篠島亜里12
所属機関: 1ラリボワジエール病院 2慶應義塾大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1452 - P.1453
文献購入ページに移動パリはフランスの首都であり,ヨーロッパの主要都市の1つでもあるため,多くの日本人研究者や芸術家たちが集まっています。そのため,日本人のコミュニティがいくつか存在します。私は留学して少し落ち着いた3か月目から,パリ・パスツール研究所で月に1回行われている『生物会』,パリ国際大学都市内にある日本館で月に1回行われている『パリ若手物理学者の会(通称・若物会)』という会に参加させていただくようになりました。物理学者・数学者・化学者・生物学者など,さまざまな分野の方の発表を聞くことができ,普段は医学の話しか聞いていない自分にとっては,とても新鮮で,とても刺激的でした。発表の合間も自由に質問ができ,生物会は1時間を超えることはざらにあり,若物会に至っては議論が白熱し,2時間を超えることが当たり前でした。
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