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海外留学 不安とFUN・第48回
—パリの空の下で働く・5—パリの交番で,眼科の知識が役立った!?
著者: 篠島亜里12
所属機関: 1ラリボワジエール病院 2慶應義塾大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1562 - P.1563
文献購入ページに移動私は日本で10年以上前に空き巣に入られたことがありますが,それでも日本は他の国に比べれば治安の良い国だと思っています。パリでの暮らしにも慣れてきたとある夕方,病院から帰宅途中に銀行へ寄り,現金を降ろそうとした瞬間に,銀行の中のATMにもかかわらず,4人の男の人に囲まれ,お金を渡すように言われました。幸いにも襲われたりはしませんでしたが,たとえ建物の中であっても気を付けなくてはいけないと,恐ろしい気持ちでその晩を過ごしました。
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