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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科73巻2号

2019年02月発行

特集 眼内レンズ偏位・脱臼に対する手術—最新版

2次挿入レンズの選択

著者: 秋元正行1

所属機関: 1大阪赤十字病院眼科

ページ範囲:P.152 - P.156

文献概要

はじめに

 眼内レンズ(intraocular lens:IOL)を入れ替える際,新しいIOLを囊内に再挿入することは通常困難である。2次的に挿入するIOLをどのように固定するか? 手術計画によって使用に適したIOLは変わってくる。2次挿入としては囊外固定,縫着固定,強膜内固定があるが,いずれにも共通することは,全長の長いレンズ,光学径の大きいレンズ,偏位に強いレンズが使いやすい。以下,術式に合わせて解説する。

参考文献

1)Yoshida N, Kojima T, Yokoyama S et al:New surgical approach for intrascleral fixation using an intraocular lens with hook-shaped haptics. J Cataract Refract Surg 44:129-133, 2018
2)杉浦 毅:縫着を要しない眼内レンズ毛様溝固定術の検討.臨眼69:1159-1165,2015
3)薬食発第0401036号 厚生労働省医薬食品局長通知.眼内レンズ承認基準の改正について.[http://www.std.pmda.go.jp/stdDB/Data/RefStd/Std_etc/H291002_1002-01_01.pdf]

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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