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べらどんな 杉浦の徴候
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ページ範囲:P.630 - P.630
文献購入ページに移動 いわゆる原田病の論文が発表されてから,今年で113年になる。3年後に第2報が出ているが,これら2報の記述が完壁であったので,それ以後はほとんど新知見の追加がなかった。強いて挙げれば,蛍光眼底造影による所見くらいである。
杉浦清治教授(1915-2003)は1978年に北大を退官されたが,その2年前に日本眼科学会の特別講演を担当されている。「わが国の葡萄膜炎について…」がその演題である。その席で,原田病の新知見を述べられた。角膜輪部に本来ならあるはずの色素顆粒が,本病では消えているというのである。
杉浦清治教授(1915-2003)は1978年に北大を退官されたが,その2年前に日本眼科学会の特別講演を担当されている。「わが国の葡萄膜炎について…」がその演題である。その席で,原田病の新知見を述べられた。角膜輪部に本来ならあるはずの色素顆粒が,本病では消えているというのである。
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