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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科73巻5号

2019年05月発行

文献概要

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べらどんな 杉浦の徴候

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所属機関:

ページ範囲:P.630 - P.630

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 いわゆる原田病の論文が発表されてから,今年で113年になる。3年後に第2報が出ているが,これら2報の記述が完壁であったので,それ以後はほとんど新知見の追加がなかった。強いて挙げれば,蛍光眼底造影による所見くらいである。

 杉浦清治教授(1915-2003)は1978年に北大を退官されたが,その2年前に日本眼科学会の特別講演を担当されている。「わが国の葡萄膜炎について…」がその演題である。その席で,原田病の新知見を述べられた。角膜輪部に本来ならあるはずの色素顆粒が,本病では消えているというのである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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