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著者: 鈴木康之
所属機関:
ページ範囲:P.832 - P.832
文献購入ページに移動先生のこれまでの多くの手術成績や新知見,そして文献的考察を交え,網膜剝離手術として硝子体手術が一般的になるに至った背景と,手術成績の継時的変化を考察され,さらに網膜分離に焦点を当て,先天乳頭ピットによる網膜分離・網膜剝離の発生機序と治療に対する検討,きわめて治療抵抗性の朝顔症候群に対するアプローチの検討,緑内障眼に合併する網膜分離,硝子体黄斑牽引症候群(VMT)および近視性牽引性黄斑症(MTM)について最新の知見と実際の手術成績を元に,それぞれの機序や治療法の理論的基礎,そして今後の展望まで述べられ,硝子体内microRNAの基礎的検討の可能性についても言及されています。ちなみにVMTとMTMの両略語に関しては,読んでいる途中でわからなくなってしまった私のような読者を想定して,こちらにも記載してみました。
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