文献詳細
連載 眼炎症外来の事件簿・Case17
文献概要
患者:64歳,女性
主訴:右眼視力低下,霧視,飛蚊症
既往歴・家族歴:特になし
現病歴:右眼の霧視を自覚し近医を受診した。虹彩炎・高眼圧を認めるも点眼で消炎し,眼圧は正常化した。経過観察中に角膜後面沈着物・前房内炎症・軽度硝子体混濁を認め,前医となる総合病院の眼科を紹介され受診した。ベタメタゾン点眼4回/日とプレドニゾロン(PSL)10mg内服を処方され,いったん炎症は鎮静化した。矯正視力は0.6であった。2か月後,硝子体混濁の増強と網膜耳上側に白色病巣を認め,精査加療の目的で大阪大学医学部附属病院眼科を紹介され受診となった。
主訴:右眼視力低下,霧視,飛蚊症
既往歴・家族歴:特になし
現病歴:右眼の霧視を自覚し近医を受診した。虹彩炎・高眼圧を認めるも点眼で消炎し,眼圧は正常化した。経過観察中に角膜後面沈着物・前房内炎症・軽度硝子体混濁を認め,前医となる総合病院の眼科を紹介され受診した。ベタメタゾン点眼4回/日とプレドニゾロン(PSL)10mg内服を処方され,いったん炎症は鎮静化した。矯正視力は0.6であった。2か月後,硝子体混濁の増強と網膜耳上側に白色病巣を認め,精査加療の目的で大阪大学医学部附属病院眼科を紹介され受診となった。
参考文献
1)Azab ME, Safar EH, Khattab HM:Concomitant Toxoplasma and Toxocara infections. J Egypt Public Health Assoc 65:253-261, 1990
2)Macpherson CN:Human behaviour and the epidemiology of parasitic zoonoses. Int J Parasitol 35:1319-1331, 2005
掲載誌情報