臨床眼科74巻1号

2020年01月発行

海外留学　不安とFUN・第49回

—パリの空の下で働く・6—2年間を振り返って

著者： 篠島亜里¹²

所属機関： ¹ラリボワジエール病院 ²慶應義塾大学医学部眼科学教室

ページ範囲：P.98 - P.99

文献概要

病院スタッフたちとの思い出

　年に一度，年始めに丸一日眼科外来を閉鎖し，眼科業務に関するスタッフ全員が集う会がありました。前年のオペ件数や注射件数，外来患者数など，関連病院も含めたサマリーや，日頃の業務の問題点などがプレゼンされ，皆が問題解決に向けて一致団結できるような会に2回ほど参加させていただきました。会の後には恒例のカラオケがあり，皆が楽しく一緒に過ごせる機会があり，いろいろと参考になりました。また，眼科医の皆さんと一緒に，ラリボワジエール病院やカンズ・ヴァン総合病院での勉強会や授業，医局員の博士論文の審査会にも参加することができ，日本語でも英語でもなく，フランス語を通して見聞したことは，私にとって貴重な経験となりました。