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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科74巻11号

2020年10月発行

文献概要

増刊号 すべて見せます! 患者説明・同意書マニュアル—[特別Web付録]説明書・同意書の実例99点 1 眼瞼

睫毛内反症手術—切開法

著者: 太田優1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.14 - P.15

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手術・治療の概要

 睫毛内反症とは,余剰皮膚などの眼瞼前葉の過剰により,睫毛が内反し,眼表面に接触し角膜上皮障害などを起こす状態を指す(図1)。多くは先天的なものであり小児によくみられる。充血,流涙,角膜びらんによる羞明,不正乱視,睫毛の角膜への接触が高度であると角膜混濁による視力低下を起こすこともある。

 手術は一般的に年齢に応じて,小児であれば全身麻酔,成人であれば局所麻酔で行う。

参考文献

1)Tyers AG et al:Colour Atlas of Ophthalmic Plastic Surgery. Elsevier, Amsterdam, 1995
2)嘉鳥信忠・他:専門医のための眼科診療クオリファイ29眼形成手術.中山書店,東京,2016
3)嘉鳥信忠・他:顕微鏡下眼形成手術.メジカルビュー社,東京,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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