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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科74巻11号

2020年10月発行

文献概要

増刊号 すべて見せます! 患者説明・同意書マニュアル—[特別Web付録]説明書・同意書の実例99点 1 眼瞼

皮膚弛緩症手術

著者: 田中波1

所属機関: 1福井大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.19 - P.21

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病態

 皮膚弛緩症は,加齢により皮膚が瞼縁を越えて下垂することで視野障害を生じたり,押し下げられた睫毛が角膜に接触することで点状表層角膜炎を生じるなど,さまざまな症状をきたす疾患であり(図1),同時に,患者は眼瞼の重さを高率に訴える。偽眼瞼下垂の1つで,加齢により瞼縁が下垂する眼瞼下垂症と区別されるが,両者はともに退行性変化であるため合併することも多い1)。垂れ下がった皮膚を持ち上げると瞳孔領が確認できる。

参考文献

1)村上正洋:上眼瞼皮膚弛緩とは.村上正洋・他(編):超アトラス眼瞼手術.211,全日本病院出版会,東京,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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