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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科74巻11号

2020年10月発行

文献概要

増刊号 すべて見せます! 患者説明・同意書マニュアル—[特別Web付録]説明書・同意書の実例99点 7 屈折矯正

PRK

著者: 福岡秀記1

所属機関: 1京都府立医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.104 - P.105

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手術・治療の概要

 角膜は,約43D(ジオプター)程度の屈折力をもつ透明組織である。PRK(photorefractive keratectomy)は,その角膜前面をレーザーで切除して曲率を変えることで屈折力を変化させ,近視,乱視,遠視を矯正する手術である(図1)。PRKは,術後の疼痛や早期の視力改善で勝るLASIK(laser in situ keratomileusis)の登場により施行される機会は減少傾向にあるが,LASIKに伴うフラップが存在しないことから角膜強度低下も少なく1),より適応範囲の広い安全な手術方法と考えられている。

参考文献

1)Kamiya K et al:Cornea 28:765-769, 2009
2)大橋裕一・他:日眼会誌123:167-169,2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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