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増刊号 すべて見せます! 患者説明・同意書マニュアル—[特別Web付録]説明書・同意書の実例99点 11 緑内障
アーメド緑内障バルブ/バルベルト緑内障インプラント
著者: 岩﨑健太郎1
所属機関: 1福井大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.218 - P.219
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バルベルト緑内障インプラントは,シリコーン製のチューブとプレートからなるフィルトレーションデバイスであり,房水を眼内からチューブに通してプレートに流出させ,プレート周囲に形成される結合織の被膜を通して周囲組織に房水吸収させることで眼圧下降を得る(図1)。
アーメド緑内障バルブは,シリコーン製のチューブと調圧弁をもつプレートからなるフィルトレーションデバイスである。眼圧下降の機序はバルベルトと同様であるが,一番の大きな違いは調圧弁が付いていることである。調圧弁は,理論上眼圧が6〜8mmHg以下では弁が閉じて房水が流れなくなっているため,術直後の低眼圧が起こりにくいという特徴がある(図2)。
バルベルト緑内障インプラントは,シリコーン製のチューブとプレートからなるフィルトレーションデバイスであり,房水を眼内からチューブに通してプレートに流出させ,プレート周囲に形成される結合織の被膜を通して周囲組織に房水吸収させることで眼圧下降を得る(図1)。
アーメド緑内障バルブは,シリコーン製のチューブと調圧弁をもつプレートからなるフィルトレーションデバイスである。眼圧下降の機序はバルベルトと同様であるが,一番の大きな違いは調圧弁が付いていることである。調圧弁は,理論上眼圧が6〜8mmHg以下では弁が閉じて房水が流れなくなっているため,術直後の低眼圧が起こりにくいという特徴がある(図2)。
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