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臨床報告
著者: 小山あゆみ1 大谷史江1 宮﨑大1 井上幸次1 室田博美2 蝶野郁世3 木村圭吾4
所属機関: 1鳥取大学医学部視覚病態学 2鳥取大学医学部附属病院検査部 3島根県立中央病院眼科 4大阪大学医学部附属病院臨床検査部
ページ範囲:P.118 - P.123
文献購入ページに移動症例:69歳,男性。右眼を稲の葉で受傷し,近医で右角膜潰瘍と診断された。抗菌薬点眼で一時改善するもその後悪化し,別の近医を経て,島根県立中央病院へ紹介となった。入院による抗菌点眼薬治療で上皮欠損は残存していたが,前房炎症は改善したため退院した。しかし,その後に上皮欠損の拡大,前房炎症増悪を認め,鳥取大学医学部附属病院へ受診となった。植物外傷後であること,抗菌点眼薬使用下での再燃であることから真菌感染を考慮し,抗真菌薬を投与したところ,改善を認めた。培養開始後3週間で
結論:
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