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今月の表紙
真性小眼球
著者: 後藤肇1 森隆三郎1 川村昭之1 鈴木康之2
所属機関: 1日本大学病院 2東海大学
ページ範囲:P.1286 - P.1286
文献購入ページに移動光干渉断層計(optical coherence tomography:OCT)では中心窩陥凹は消失し,内層遺残,網膜襞を認めた。また網膜厚・脈絡膜厚は肥厚がみられ中心窩脈絡膜厚は420μmであった。OCT血管撮影(OCT angiography:OCTA)では,網膜浅層(superficial)および深層(deep)において中心窩無血管域(foveal avascular zone area:FAZ)の消失がみられた。家族歴として54歳の兄も強度遠視を伴う真性小眼球である。
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