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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科75巻11号

2021年10月発行

増刊号 この症例このまま診ていて大丈夫? 病診連携にもとづく疾患別眼科診療ガイド

8 神経眼科

眼瞼痙攣

著者: 木村亜紀子1

所属機関: 1兵庫医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.312 - P.316

文献概要

クリニック・病院で診るときのポイント

クリニックで診るとき

《明らかな眼瞼痙攣の場合》

・ボツリヌス治療の適応である.自施設で施行,もしくはボツリヌス治療を行っている施設へ紹介.

《眼瞼痙攣が疑わしい場合》

・ボツリヌス治療は行わず,大学病院などのボツリヌス外来(もしくは担当医師)へ紹介.

病院で診るとき

・問診と瞬目テストで診断をつけ,診断がつけばボツリヌス治療に進む.

参考文献

1)日本神経眼科学会眼瞼痙攣診療ガイドライン委員会:眼瞼けいれん診療ガイドライン.日眼会誌115:617-628,2011
2)Wakakura M, Tsubouchi T, Inouye J:Etizolam and benzodiazepine induced blepharospasm. J Neurol Neurosurg Psychiatry 75:506-507, 2004
3)若倉雅登:見落としがちな瞬目の異常—眼瞼けいれんを中心に.臨眼65:28-31,2011
4)若倉雅登:ドライアイに酷似した自覚症状を有する「眼瞼痙攣」.Frontiers in Dry Eye 8:44-47,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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