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増刊号 この症例このまま診ていて大丈夫? 病診連携にもとづく疾患別眼科診療ガイド 9 弱視斜視
弱視
著者: 清水ふき1 杉山能子1
所属機関: 1金沢大学附属病院眼科
ページ範囲:P.356 - P.361
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クリニックから病院へ紹介するとき
・弱視の確定診断が困難な場合.
① 視力検査ができない.
② 屈折検査ができない.
・治療を行っているが,視力が改善してこない場合.
病院からクリニックへ逆紹介するとき
・検査が上手にできるようになった.
・視力が改善・安定した.
クリニックから病院へ紹介するとき
・弱視の確定診断が困難な場合.
① 視力検査ができない.
② 屈折検査ができない.
・治療を行っているが,視力が改善してこない場合.
病院からクリニックへ逆紹介するとき
・検査が上手にできるようになった.
・視力が改善・安定した.
参考文献
1)神田孝子・山口直子・川瀬芳克:保育園における3,4歳児の視力検査.眼臨87:288-295,1993
2)Ophthalmology P. Strabismus Preferred Practice Pattern Panel:Amblyopia Preferred Practice Pattern Guidelines. American Academy of Ophthamology, San Francisco, 2012
3)Li CH, Chen PL, Chen JT et al:Different corrections of hypermetropic errors in the successful treatment of hypermetropic amblyopia in children 3 to 7 years of age. Am J Ophthalmol 147:357-363, 2009
4)Simon JW, Baxi H:Atropine penalization for “rescuing” patching failures. Arch Ophthalmol 127:220-221, 2009
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6)Holmes JM, Beck RW, Kraker RT et al:Risk of amblyopia recurrence after cessation of treatment. J AAPOS 8:420-428, 2004
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