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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科76巻13号

2022年12月発行

文献概要

連載 Clinical Challenge・33

左右差を認める浅前房の白内障症例

著者: 西村栄一1

所属機関: 1昭和大学藤が丘リハビリテーション病院眼科

ページ範囲:P.1626 - P.1630

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症例

背景:後輩のクリニックへ手術指導に行った際に遭遇した症例である。ちなみに,当該クリニックには硝子体手術装置を備えつけていない。

患者:52歳,男性

主訴:右眼の視力低下

既往歴:気管支喘息

現病歴:3年前より右眼の視力低下を自覚し,近医を受診し白内障を指摘されるも経過観察されていたが,さらなる白内障の進行を認めたため,手術目的にて紹介され受診となった。

参考文献

1)谷口重雄:手術器具 カプセルエキスパンダー.IOL & RS 18:82-83,2004
2)Nishimura E, Yaguchi S, Nishihara H et al:Capsular stabilization device to preserve lens capsule integrity during phacoemulsification with a weak zonule. J Cataract Refract Surg 32:392-395, 2006
3)Chan PP, Pang JC, Tham CC:Acute primary angle closure-treatment strategies evidences and economical considerations. Eye(Lond)33:110-119, 2019
4)Azuara-Blanco A, Burr J, Ramsay C et al:Effectiveness of early lens extraction for the treatment of primary angle-closure glaucoma(EAGLE):a randomised controlled trial. Lancet 588:1389-1397, 2016
5)西村栄一:チン小帯断裂,水晶体偏位・脱臼,外傷性白内障.眼科62:1117-1124,2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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