文献詳細
文献概要
連載 Clinical Challenge・23
片側の眼部腫脹を生じた乳児症例
著者: 鈴木茂伸1
所属機関: 1国立がん研究センター中央病院眼腫瘍科
ページ範囲:P.129 - P.131
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患者:生後1か月,男児
主訴:右眼部腫脹
既往歴:特記事項なし,正期産・正常分娩
家族歴:特記事項なし
現病歴:出生時から,右眼があまり開瞼していなかった。生後1週で開瞼するようになると,瞳孔が白く見えたことがあった。生後3週,右の眼部腫脹を生じ近医を受診し抗菌薬点眼を処方されるが改善せず,当科へ紹介され受診となった。
患者:生後1か月,男児
主訴:右眼部腫脹
既往歴:特記事項なし,正期産・正常分娩
家族歴:特記事項なし
現病歴:出生時から,右眼があまり開瞼していなかった。生後1週で開瞼するようになると,瞳孔が白く見えたことがあった。生後3週,右の眼部腫脹を生じ近医を受診し抗菌薬点眼を処方されるが改善せず,当科へ紹介され受診となった。
参考文献
1)Mullaney PB, Karcioglu ZA, Huaman AM et al:Retinoblastoma associated orbital cellulitis. Br J Ophthalmol 82:517-521, 1998
2)Suzuki S:A case of bilateral retinoblastoma with left orbital cellulitis. Jpn J Clin Oncol 39:274, 2009
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