文献詳細
文献概要
特集 眼瞼疾患の「切らない」治療 vs 「切る」治療
霰粒腫に対する外科的治療
著者: 松村理世1
所属機関: 1井上眼科病院
ページ範囲:P.158 - P.164
文献購入ページに移動●霰粒腫において切開術は,異物肉芽腫を除去するという観点から一般的な治療法である1)。
●限局型や皮膚が厚い場合は結膜側から,びまん型で皮膚が薄い場合は皮膚側から,切開摘出する。
●特に小児で炎症が著明な症例は,後遺症を残す前に切開に踏み切る。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年2月)。
●限局型や皮膚が厚い場合は結膜側から,びまん型で皮膚が薄い場合は皮膚側から,切開摘出する。
●特に小児で炎症が著明な症例は,後遺症を残す前に切開に踏み切る。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年2月)。
参考文献
1)小幡博人:霰粒腫の病理と臨床.眼科47:87-90,2005
2)小幡博人:マイボーム腺を場とする腫瘤性疾患.あたらしい眼科28:1107-1113,2011
3)野田実香・石嶋 漢:専修医石嶋くんの眼瞼手術チャレンジノート.金原出版,東京,2017
4)野田実香・村上正洋(監):眼科スゴ技 眼瞼手術(眼科グラフィック2021年別冊).メディカ出版,東京,2021
5)江口秀一郎(編):眼科外来処置・小手術 クローズアップ.メジカルビュー,東京,2014
6)加藤 謙:図解 眼手術学.金原出版,東京,1969
掲載誌情報