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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科76巻2号

2022年02月発行

文献概要

特集 眼瞼疾患の「切らない」治療 vs 「切る」治療

睫毛乱生の「切らない」治療

著者: 吉田真人1

所属機関: 1杉田眼科

ページ範囲:P.210 - P.213

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●睫毛乱生の「切らない」治療としては,睫毛抜去や電気分解などによる毛根焼灼が挙げられる。

●毛根焼灼により睫毛根が完全に破壊できれば再発までの期間の延長が可能である。

●毛根焼灼は根治療法ではない。そのことを患者にはきちんと説明し共通認識とすべきである。


*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年2月)。

参考文献

1)木下慎介・柿﨑裕彦:内反症・睫毛乱生—虎の巻.あたらしい眼科22:1471-1477,2005
2)八子恵子:睫毛乱生に対する睫毛列切除.眼科手術22:345-348,2009
3)小原澤英彰:睫毛処置の達人になる! 電気分解.眼科グラフィック2:443-446,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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