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連載 眼科図譜
局所的脈絡膜陥凹を伴ったtorpedo maculopathyと考えられた1例
著者: 高橋宏典1 反保宏信1 牧野伸二1
所属機関: 1自治医科大学眼科学講座
ページ範囲:P.312 - P.314
文献購入ページに移動Torpedo maculopathyは黄斑耳側から中心窩に向かう特徴的な魚雷型病変を呈する先天性の比較的稀な疾患である1〜4)。偶然発見されることが多く,一般的に平坦で境界明瞭な低色素病変を呈し,中心窩を回避することが多い。胎生期における網膜色素上皮,脈絡膜の形成異常が推察されているが,病因は明らかではない。
今回筆者らは,局所的脈絡膜陥凹(focal choroidal excavation:FCE)を伴ったtorpedo maculopathyと考えられた1例を経験したので報告する。
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