文献詳細
連載 Clinical Challenge・30
文献概要
症例
患者:61歳,女性
主訴:左眼の眼痛,視力低下
既往歴:頻回交換型ソフトコンタクトレンズ(SCL)を使用していた。
現病歴:数日前から左眼に眼痛があり,近医を受診した。角膜ヘルペス(herpes simplex keratitis:HSK)の診断のもと,アシクロビル眼軟膏とレボフロキサシン点眼(それぞれ1日4回)で加療されたが改善しないため,0.02%フルオロメトロン点眼が追加された。その後,症状はいったん改善したが,再び悪化したため,近医での治療開始から1か月の時点で当院に転医した。
患者:61歳,女性
主訴:左眼の眼痛,視力低下
既往歴:頻回交換型ソフトコンタクトレンズ(SCL)を使用していた。
現病歴:数日前から左眼に眼痛があり,近医を受診した。角膜ヘルペス(herpes simplex keratitis:HSK)の診断のもと,アシクロビル眼軟膏とレボフロキサシン点眼(それぞれ1日4回)で加療されたが改善しないため,0.02%フルオロメトロン点眼が追加された。その後,症状はいったん改善したが,再び悪化したため,近医での治療開始から1か月の時点で当院に転医した。
参考文献
1)Lorenzo-Morales J, Khan NA, Walochnik J:An update on Acanthamoeba keratitis:diagnosis, pathogenesis and treatment. Parasite 22:10, 2015
2)Robaei D, Carnt N, Minassian DC et al:The impact of topical corticosteroid use before diagnosis on the outcome of Acanthamoeba keratitis. Ophthalmology 121:1383-1388, 2014
3)Knutsson KA, Iovieno A, Matuska S et al:Topical corticosteroids and fungal keratitis:a review of the literature and case series. J Clin Med 10:1178, 2021
掲載誌情報