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今月の表紙
中心性漿液性脈絡網膜症のEn face画像
著者: 稲垣恵子1 西口康二2
所属機関: 1大阪医科薬科大学病院 2名古屋大学
ページ範囲:P.1234 - P.1234
文献購入ページに移動初診時の左視力は(1.0)であった。黄斑部OCTで網膜下液を認め,フルオレセイン蛍光眼底造影では,後期にてpooling,インドシアニングリーン蛍光眼底造影では,脈絡膜中大血管の拡張や脈絡膜血管吻合を認めた。さらに,広角OCTAが撮影可能なXepilio OCT-S1(キヤノン)にて,渦静脈膨大部を含めた広角En face画像を撮影した。1枚で23mm×20mmの広角OCTAが撮影でき,さらに4〜5枚の画像をパノラマ合成する機能が搭載されており,最大30mm(110度相当)の画像が取得できる。固視が悪いと時間がかかり,画像も粗くなってしまうため,患者さんにも協力をいただき,撮影者が声掛けをしながら撮影を行った。
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