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増刊号 眼科の処置・小手術・最新の治療—基本手技から緊急時の対応まで〔特別付録Web動画〕 6.網膜硝子体
網膜裂孔へのレーザー光凝固
著者: 石龍鉄樹1
所属機関: 1福島県立医科大学眼科学講座
ページ範囲:P.250 - P.253
文献購入ページに移動●弁状裂孔の場合は,弁状裂孔の付け根の周辺側を十分に凝固する
●格子状変性萎縮円孔の場合は,格子状変性を囲み,円孔は個別に凝固斑で囲む
●部分的剝離がある例は,可能であれば観血的治療を検討する
●直径250〜400μmの大きめの凝固で,凝固斑辺縁が接するように取り囲む
●凝固斑中心部が過凝固にならないように,レーザーパワーを調整する
●円蓋(オペルクルム)を形成している円孔は,必ずしも凝固しなくてもよい
●格子状変性萎縮円孔の場合は,格子状変性を囲み,円孔は個別に凝固斑で囲む
●部分的剝離がある例は,可能であれば観血的治療を検討する
●直径250〜400μmの大きめの凝固で,凝固斑辺縁が接するように取り囲む
●凝固斑中心部が過凝固にならないように,レーザーパワーを調整する
●円蓋(オペルクルム)を形成している円孔は,必ずしも凝固しなくてもよい
参考文献
1)Yoon YH et al:Ophthalmology 95:1385-1388, 1988
2)Flaxel CJ et al:Ophthalmology 127:P146-P181, 2020
3)Byer NE:Ophthalmology:96:1396-1401, 1989
4)Burton TC:Trans Am Ophthalmol Soc 87:143-155, 1989
5)Srinivasan R et al:Indian J Ophthalmol 69:1856-1860, 2021
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