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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科77巻11号

2023年10月発行

文献概要

増刊号 眼科の処置・小手術・最新の治療—基本手技から緊急時の対応まで〔特別付録Web動画〕 6.網膜硝子体

網膜裂孔へのレーザー光凝固

著者: 石龍鉄樹1

所属機関: 1福島県立医科大学眼科学講座

ページ範囲:P.250 - P.253

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●弁状裂孔の場合は,弁状裂孔の付け根の周辺側を十分に凝固する

●格子状変性萎縮円孔の場合は,格子状変性を囲み,円孔は個別に凝固斑で囲む

●部分的剝離がある例は,可能であれば観血的治療を検討する

●直径250〜400μmの大きめの凝固で,凝固斑辺縁が接するように取り囲む

●凝固斑中心部が過凝固にならないように,レーザーパワーを調整する

●円蓋(オペルクルム)を形成している円孔は,必ずしも凝固しなくてもよい

参考文献

1)Yoon YH et al:Ophthalmology 95:1385-1388, 1988
2)Flaxel CJ et al:Ophthalmology 127:P146-P181, 2020
3)Byer NE:Ophthalmology:96:1396-1401, 1989
4)Burton TC:Trans Am Ophthalmol Soc 87:143-155, 1989
5)Srinivasan R et al:Indian J Ophthalmol 69:1856-1860, 2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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